前々回、ノート書き出しで「自分の内面の棚卸し」をしたことに、ちらっとふれました。
でも、もう少し別の風景が見つけられないかな、ということを考えて全体を眺めていたら、出てきたのは
「自分のために思考する楽しさを味わう」
ということだった。
引用元:iki0199|人生の意味を見つけ直すこと。自分の好きなことを知りなおすこと。 | イキブロ
考えてみると、「考えることが好き」って、中途半端な特性だと思う。考えることそのものはアウトプットを生んでいないし、「考えるだけ」で自分のくいぶちを満たせるほどの価値を世間に提供できるのはごくひとにぎりだから、そのひとにぎり以外の人は、いなくたっていい。
それでいて、例えば「絵を描くのが好き」っていうのにくらべると、どこか俗っぽいなまぐささがあって、口にするのがはばかられてしまうところがある。
強み(ストレングス・ファインダー)
前々回のことについて考えた時には、そこに書いたような「生活の中で気になる不満なシチュエーション」という観点からだけではなく、「ストレングス・ファインダーの5つの強み」の観点も使って考えていました。
ちなみに、私の上位 5つの強みは、
「公平性」「達成欲」 「自我」 「収集心」「戦略性」 です。
(参考:iki0094|「ストレングス・リーダーシップ」を読んだよ。 (ストレングス・ファインダー・テストのコード付きだしね) | イキブロ)
強い欲望は、満たせないとその分大きなひずみになる。
長所とは、欲望の強さです。
だから、それが社会の中でうまく満たされないとしたら、不満となってたまりやすい。
例えば、私の「達成欲」。目の前に目標が現れたら、達成するまでは頭からそれが離れない。休めない、逃げられない、幸せ感が戻らない。
で、実社会というのは、そうそうさっさと一つの目標が片付くとは限らないわけです。それどころか、達成不可能だったり、着手不可能だったりすらする。
そうすると、「達成欲」が強い分だけ、人生の不快感もましてしまう。そういう傾向が「強み」にはあるんじゃないか。そんな気がしていたのですね。
強みが生み出す、もうひとつの陰の部分
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