イキブロ

いっきの「生き方」探求ブログ。ライフハックメモ、カイゼン日記。そして初心なんかの恥ずかしいメッセージ。さあ、人生を再発見しよう。

2016年9月7日
by ikki
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iki0216|子供に読書を……、「させる」!ことへの意思と後ろめたさ

夏休み終了。
ふう。

小学3年生の長男に、「これ、夏休みに読んでみな」と『二分間の冒険』を提示し、なんじゃかじゃと発破をかけながら、読み終わらせることに成功した。

満足そうに、「こんなシーンがあってさぁ……!」と、頼まれもしないのに、向こうから親へ感情の共有をはかってきたから、まあちゃんと楽しみはしたのだろう。よかった。

子供読書

日ごろ読書する習慣を持たない息子には、
物語が佳境に差しかかるまで、どうしても「タイマーかけて、毎日10分ずつとかでいいから、読み進めてごらん」「ほら、今日の分を始めよう?」とか、監督が必要になる。

それに、普段からたくさん本を読んでいるなら、数の中から選ぶこともできるし、「自分での自分なりの本選びのコツ」みたいなものも育っていることが期待できる。そう、夏休みの宿題みたいなときにも。

けど、『自分で、よくわからないままに、エイッ、とやってみたら、残念な結果になった……』という体験を重ねさせてしまわないためには、親も力の及ぶ範囲では、介入するしかないかな、と思っている。

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うちの小学校の夏休みは、まだ読書感想文がない。でも、夏休み明けには指導するから、「読書をして、その読書メモを作っておきましょう」という形の宿題が出る。

まあ、あと “マス目を埋める” だけなら、なんとかして埋めきってしまうことだろう。
そういう、「課題に対するファイト」みたいなものは、持っている子だから。

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冒頭で、「提示し・読ませた」ということを書いた。
実は、一学期の読書月間__各学期に一度、学校側が仕掛けてくれる__のときに、『親から子への課題図書リスト:3年生版』みたいなのを構想してみたことがある。

今回の夏休みに入るとき、そこから 2冊をわたした形になる(実際には、3冊わたそうとして、進展を見ながら1冊引っ込めた)。

これは指摘されるまでもなくハイリスクだ。
そして、親としての「あるべき対応」ではないのではないか、という葛藤が、自分の中にすらある。

息子の中で、読書が『強制されてするもの』に、なってしまうのではないかと。

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2016年8月7日
by ikki
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iki0215|剣と魔法風ファタジーは、どれくらい普遍的か

息子がゲームで妖怪ウォッチ3 をやっています。
それこそ、私たちにとってのドラクエ3 くらいの勢いでやっています。

この子らが大人になっていって、いつか中二病になったり、それをこじらせたりして、__いや実際にそんなことになるかは別問題として__ライトノベルを読むようなとき、果たして『ファンタジー世界(狭義の)への憧れ』は、なくなるのかな、なくならないのかな、どうなんだろう、ということを、ふと、考えてしまった。
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2016年1月8日
by ikki
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iki0214|感謝されていることを、イメージするというワーク

タイトルでもう書いてしまっていますが。

私は、対人能力や(人間)関係性の特質が弱点です。ストレングスファインダーとかやっても、はっきりとそれが出る。
(参考:iki0094|「ストレングス・リーダーシップ」を読んだよ。 (ストレングス・ファインダー・テストのコード付きだしね)

人と愛し合い、感謝すること。

だから、「いいこと探し」みたいなことをやっても、他人に感謝を感じるのが苦手で、どうも行き詰まる。そしてまた、そんな自分に「冷たい」と、自己嫌悪を感じたり。

なので、日々のインプットの中で、「身の回りの人に感謝する」というワークがアンテナに入ってくることもときどきありました。

でもなあ、それもさあ……。という反射的反応。

それは、逆ではなかったのか

前提は、逆から始まっているのではないのか。

つまり、「“愛されている”ことを感じること」「“感謝されている”と実感すること」がまずあって、感謝できる

ふと、そんなことを思った。

これだけ(普通に)がんばって生きていたら、『ひとつも感謝されてもいない』ということは、とりあえずないわけです。子育てだってしてるし。俺が指一本動かさなかったら、あいつら、当然困るはずだし。
その点で、インドアでこもりがちだった思春期とは条件が違ってる。

なので、イメージしてみたわけです。
『自分が、この人、この人に、“感謝されてるよ”ってイメージ』を。
そしたら、なんかこう、カァッ と頬が熱くなってくるというか、脳が煮たってくる感覚というか。
体温が上がってくる感じ。「はずかしい」というのとも違う。照れてはいるんだけど、もっとあたたかくて強くつながっている感じ。

なんだこれは。
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2016年1月7日
by ikki
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iki0213|ノートに書き出して調子を整える

仕事に取りかかろうとして、どうしても気分が入っていかないときに、「頭の中のことをノートに書き出す」ことをやることがあります。

月曜日の朝に多い。

メインの効果は、尾を引いている心配ごとや、「急いでやらなきゃいけない!」と思っているたくさんのことを、いったん書き出すことで焦りをしずめるということです。

一方で、もうひとつおもしろいのは、「やる気がどうにも盛り上がらないときに、テンションを上げる方向にも作用する」ということ。

おそらく、「思考を、書く」ということが、ごくうっすらとではあっても、『アウトプット』だからなのでしょう。やっているうちに、だんだんと気分に能動性が戻ってきます。

そういう意味で、「頭の中のことを、とりあえず書く」というのは、『気分を整える』目的に対して、やや弱くではあるものの、かなり万能に働きます。
けっこうありがたい。

なので書きましょう。

今やろうとしていたこと。
心配ごと。
寝起きに聞いて、なんだかあたまから離れなくなっているメロディー。
通勤電車が混んだり遅れたりして、疲れたこと。
週末の間に降ってきてしまった、個人的な夢。
家族のささいなファインプレー。

そんなことを全部。

そして、先ほど見たメールや今週進めなきゃいけない案件などの、やらなきゃいけないこと。
そういうことの全部を、手の速さで一度ひとつひとつケアしてやると、ようやく今やることに、手を付けられるようになる。

2015年12月27日
by ikki
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iki0212|ソードアートオンラインの感想を書いてみる

オススメされていたので読んでみたライトノベルシリーズ。読んでみて実際おもしろかったので、自分なりの感想をまとまてみようと思う。
16巻ものボリュームとなると、「全体の」紹介というのは無理だ。勢い、1巻が中心になる。私が好きなのが1巻なのでちょうどいいというのもある。そう、1巻の持つ、精神的な現代性が。

まずは(感想のまえに)概略のおおざっぱな紹介

マルチプレイヤーのオンラインRPGというゲームのジャンルがある。
1つの世界に大勢のプレイヤーキャラクターがログインして、話し合いながらクエストを進めていく、ある意味ファンタジーでありながらもっとも現実の「社会」感に近いゲーム。

その最新機種の中で主人公が葛藤を抱えながら進んでいく心的描写が生々しい小説です。
その世界での主人公の冒険を追う形でストーリーは進みます。

で、ここに、もう一つの仕掛けがあります。
ある時を境に、主人公たちから、ゲームクリア以外でのプレイヤーからの脳波のログアウトが禁止されたこと。
ゲーム中でHPが0となりプレイヤーキャラクターが死亡となった場合、プレイヤーの脳にダメージが与えられることで、プレイヤーも死亡することとなったこと。
これらが主人公たちに告げられるわけですね。

作者は、「ゲームの中の感動だって、現実世界での体験に負けず、大きな体験を自分たちにもたらす」ということを伝えたくて、この小説を書いていたようです。

しかし、ある意味でその目論見が入れ子の中では逆に機能している。
主人公にとって、「自分の生き死に」がリアリティを失う。

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2015年12月24日
by ikki
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iki0211|私が現在使っている持ち歩きノートの紹介

というわけで、前回(『iki0210|私の発見の手帳(いっき2015年下半期ver.)』)の中で、「私のメモ術」のついでにチラッと前振った、現在のノートの紹介。

ジークエンス B6(M)方眼 スリム。

B6 ZEQUENZ(ジークエンス)360 ノートスリムM 方眼 ZQ043

中紙100枚、厚さ1.2cmくらいもあって、『なにがスリムだ!』と言いたくなりますが、実は「スリムじゃない版」200枚のものもございます。(厚さ3cmくらい)

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slooProImg_20151219214154.jpg

2015年12月19日
by ikki
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iki0210|私の発見の手帳(いっき2015年下半期ver.)

メモ、読み返してますか?
読み返すための工夫はありますか?

おはようございます。
いっき(@ikkiTime)です。

前回の記事で、発見の手帳(日々の思いつきを書きとめるノートやカード)には、ゴールや究極形がないよね、という感慨を書きました。
iki0209|発見の手帳への模索は終わらない

というわけで、私の現在の発見ノートスタイルはこんな感じです。

私の発見の手帳、もしくはデイリー・シンク・ログ

B6の綴じノートです。これに
「1冊のノートにまとめなさい」よろしく、日が変わるときの日付けだけ忘れずに、どんどん書き足していく。
前回の話ではないですが、「思いついたことは、どんなことでも、ここに落ちついていいよ」というフィードバックを自分ととりかわすことが1つのステップ。

ノートの写真。B6ノートに7つの段落が、縦に隙間を空けて並べてある。
薄い方眼罫。縦の青い線は、自分で いちいち書いてます。

画像を見てもらうと分かると思うのですけど、ページの右側にかなり余白を作って書くのがルールの1つ。そうすると、物理的には「新書サイズ」でもいけそうな気がするけど、たぶんそれではフィールが変わってしまう。
その方が、持ち運びにはいいのですけどね。

記載ルール

  1. 左端に縦線をひく
  2. 右側の 2割ほどの幅は余白にする
  3. 左の縦線の上に、箇条書き点を打って、一項目を書き始める
  4. 一項目の中での改行時には行間をやや詰めて書き、項目が変わったら段落後余白は大きめにとる

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2015年12月17日
by ikki
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iki0209|発見の手帳への模索は終わらない

2015年11月28日に開催した、「らしたさんを囲む会」
(参考記事→《iki0206|らしたさんを囲む会、開催しました!(当日タグは #2015らした会 )》)

そこで出た、びっくり話題の 1つに、
《今年は紙の手帳は使ってません》
というのがありました。

その話題にはもう少し続きがありました。

「ほぼ日カズンを使ってたころは、左上をタスクリストに、その右側(右上)をそのメモに、下側半分はフリースペースとして使っていたわけです。
で、その左上と右上の役割を、Evernoteのデイリータスクリスト(DTL)に持たせるかたちで今年の運用としてみたのですが、そうしたら読書メモの量がめっきり減りました。」

これは、ある程度以上ノートや発見メモに関心のある層にとっては、共感するとともに、聞き流せない話題です。
むむむ。倉下さんでもそういうことは起きるわけか。

分けると機能は一緒にはならない

私は一応その場では、
「re-collectionやモレスキンラージはその代替にはならなかったのですか?」と切り込んではみましたが、そこはやはり難しい感覚のようです。
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2015年12月15日
by ikki
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iki0208|セルフブランディングとは何であるか

らしたさんを囲む会(参考記事→《iki0206|らしたさんを囲む会、開催しました!(当日タグは #2015らした会 )》)でのトピックの一つ。

“セルフブランディング”

くらちさん司会による、セルフブランディング・トーク。

このとき、ふっと気になったフレーズと、その後に私がゆっくりと考えたことについて。



この日、司会をしていた倉知さんが、まずは「いつごろから出てきた考え方だったのか?」という形で、過去のビジネス書などを上げながら、この話題周辺の知識のおさらいをしてくれました。

その概説を受ける形で、倉下さんが言ったひとことめを要約するなら、こんな感じだったと思います。
「コカコーラの企業サイトでも、私達の作る個人ページでも、インターネットの世界では同じ1つのページとして扱われる。
その意味で、同じ力を持っているとも言える。
ツイッターなどのSNSもそうで、IT企業社長のアカウントでも、私のアカウントでも、画面上で表示される幅は同じ。そんなことは、過去なかったわけですから」

個人が力を持てるようになったから、盛り上がるようになったテーマだということ。
それがおもてのテーマだったのでしょう。
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2015年12月13日
by ikki
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iki0207|会って「パワーをもらえる人」「感情をはきだせる人」「考えが整理される人」

おはようございます。
いっき(@ikkiTime)です。

会うと元気をもらえる人』というのがいると思います。そういう人は人気があります。魅力が分かりやすいですし、『元気がもらえる』というのは、即効性もありますからね。

午後にもう一踏ん張りしたいときには、糖分とカフェインがいちばんです。この2つは水にも溶けるから、消化管の蠕動運動にも負荷をかけにくいし。

ただ、効果的だからこそ常用されるし、常用されればどんないいものでも歪みが出てきてしまいます。

健康のことを考えれば、「元気の出るものを摂り入れること」だけでなく、「出すものは出して」「バランスを整える」ことにも意識を向ける必要が出てきます。
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