私は、ドット方眼のノートが好きだ。いまこのエントリーの下書きも無印のノートに書いているし、過去にはこんな記事も立てている。
《iki0138|人生を変える。自分を活かす! 日記の書き方(ツール編3:アナログノート) 》
《iki0198|ドット方眼ノート私家版まとめ》
行の横罫線があると、それに思考がしばられる感じが書き出しをさまたげるし、
横幅がせまいノートで、右端(横書きでノートをとる場合)に、小メモを逃せないとなると、複線思考をさまたげられるようで、イライラする。
……ではあるのだけど。
そうしてフリースタイルに書いたノートを読み返す段になると、一番脳に快楽があるのが、実は箇条書きの箇所だったりすると、最近気がついた。
縦にきっちり行頭の揃った箇条書き、特にチェックボックスのならんだリストを作ったページ。
そこがめくっていて気持ちいい。
目を留めて、読んでみよう、というやる気が湧き上がる。
脳の中の、規則性やパターンを見つけたがる部位が喜ぶのかもしれない。
アナログな手書き文字が親しみを感じる、ということに対して、逆説的な『整い』を求める感情。その両方がせめぎ合う場所にバランスがあるのかもしれない。
ある種の不条理。
そういう意味では、デジタルアプリはすべての情報を一律に整えてしまうのではなく、重要でない箇所は、視覚的な乱雑さを意図的に高められるようになっているといいのかもしれない。
it’s just an idea.
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