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いっきの「生き方」探求ブログ。ライフハックメモ、カイゼン日記。そして初心なんかの恥ずかしいメッセージ。さあ、人生を再発見しよう。

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iki0162|Today’s To Do リストとタスクプレビュー

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せっかくTo Do をリストアップしたのに、いざやる段になって気乗りがせず、コーヒーを入れに行ったりチョコレートをかじったりしていること……、私はよくあります。

 
おはようございます。
いっき(@ikkiTime)です。

数日前に、手書きでこんなタスクリストを作ってみてました。↓

目次

1. 作り方のポイント(仕様上の特徴)は3つ

  • タスクは楕円でかこむ
  • タスクとタスクの間を短い縦線でつなぐ
  • タスクの横に小さく人の絵を描いておく

ちなみに、割り込みタスクについては適当に横に引き出し線を書いてそこに書いている。
そこでも、楕円による「 “串” の字」や「 “中” の字」ができている。

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各要素の目的

上記で書き出している3要素の目的は次のような感じになります。

楕円によるかこみ


それぞれの「やること」を概念(頭の中)から、オブジェクト(操作する “対象”。外的なもの)として、より強く意識するためです。
そのために、文や単語ではなく、その周りをぐるっと囲んで、境界線のある「図」にします。

縦線


これはもしかしたら、「連続性を示すためのもの」と思われるかもしれませんが、どちらかというと、「各To Doの間には “接ぎ目” があること」を示すためのものです。

リストにされた「やること」は、そのままだと、「連続して次々に処理する」ことを求めてきます。

しかし、例えば「将来についてのイメージを書き出す」という項目と「電車に乗り遅れないように走る」という項目が並んだ場合、それを続けて処理するのは難しい。

それぞれの仕事をしている時の実行モードが内面で異なっていて、そのモードチェンジはそのままではできないから。クラッチを踏まないといけない。

それが休憩だったり、ぶらぶら歩くだったり、机の整理だったりするかもしれないけど、そんな儀式が必要になる。

そのことを、書き出した段階であらかじめ自覚しておく。

タスクは、本来の箇条書きが表すような「同格で順序のあるもの」というだけでなく、その内部で異質なものでもあるから。

イラスト


この棒人間(……、と私はこれを呼んでいる)は、それぞれのタスクを実行している時の自分です。
私のタスクリストだったら、私。

それを描き入れながら、そして見つめながら、その仕事をしている真っ最中の自分の気持ちを思い浮かべてみる。

これくらいまで客体化されていれば、その感覚はイメージトレーニングというよりは、「漫画の登場人物に感情移入する」に近くなっていて、その方がやりやすかったりするわけです。

そいつが縦に移動していっているので、主人公がそれぞれに異なる特徴のあるワールドを旅していく物語のように見える。
魔界塔士Sa・Gaとか。魔神英雄伝ワタルとか。
でも、実際には、変化していくのは世界の方ではなく、自分の気分なのだ。

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2. 使用法


これをやっておくと、実行直前の気持ちの重さや気負いを乗り越えるのが、少しだけ楽になる。
実行直前の気持ちと実行中の気持ちは、なぜか意外と離れているのだけど、「『実行直前』に、『実行中』の気分を思い浮かべる」助けになるから。

これは、情報の入りとテンションが最高潮に達する、朝一番に作るのが、1番いいだろうと思う。

メールやカレンダーから、リマインダーや思いつきの内容を、アウトライナーに書き写して、あれこれ考えて整理した後に、今日のリストとしてこれを作るという流れ。

タスクを、「やらねば やらねばっ!」と思っても、すぐに1つ目に取りかからない。1日の予行演習。イメトレ。ドライラン。

このやり方はどうしても割り込みタスクに弱いから、「午前中だけ」についてやる「セクション内プレビュー」という感じでもいいかもしれない。
 

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3. 「タスク・プレビュー」という考え方

「タスクを並べて実現性を見積もる自分」と「それを実行する自分」の間に、「『それを実際にやるとしたら、どんな気分になるかなー』と、アクターをプロデュースする自分」を挟む。

タスクの中にある一つ一つの作業イメージを思い浮かべるほど詳細じゃなくてよくて、ちらっと心象風景をイメージするくらいでいい。

最悪の状態を想定しておく、とか、そんな大層なことじゃなくていい。

このタスクリストを書きながら、頭の中に浮かんでいたのが、タスク管理において「日次レビュー」「週次レビュー」と呼ばれる振り返りの習慣のことだった。

振り返りをして、未来に生かすのだろうから、「次の計画」のこともレビューという語には入っているのだろうけど、その次の「イメージしておく」はどうなのかな?

そんなことを考えながら、今回の記事を書いてみました。

 
今日もありがとう。

 
ではまた、どこかで。
 


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