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いっきの「生き方」探求ブログ。ライフハックメモ、カイゼン日記。そして初心なんかの恥ずかしいメッセージ。さあ、人生を再発見しよう。

iki0159|息子の走る練習の事について考える。

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最近、息子と公園にいくと、「また、そろそろ走るフォームについて教えてみたいな」と感じるようになりました。
体育に苦手意識を持ってほしくないな、と子供のことを考えたとき、親の側からどんなアプローチができるでしょうか?

おはようございます。
いっき(@ikkiTime)です。

お父さん、息子に走り方のアドバイスをする


子供にあれこれアドバイスをすること、それが反発をうまずにうまく吸収されていくように工夫することは、楽しい。

そんな息子の現在のフォームは、上体が前傾しがちなのと、重心が低いまま走っている感じがあって、そこが気になりポイントなのです。
なんというか、上り坂で走ると、平地よりもフォームがきれいに見える。しっかりひざが伸びるし、上半身が起きるからなのか。やや前かがみ?

「重心の低さ」に関しては、サッカーのドリブルをさせると、経験もないのにいきなりサマになって見える。そんなイメージです。


初めの一歩


実は、アドバイスをしようと考えたのは、今回が最初ではなかったりします。
いわば、今の息子の走り方は、“2nd ステージ” なのです。

2年くらい前だったか。その頃の息子の走り方は、どうも「ひょこひょこ走る」という感じで、「走る場面というものに舞い上がっている」というか、『大勢と一度に競って走る』ことに気おくれしているというように見えた。

その時には、私は
「今、息子くんは、『タ ン ・タ ン ・タ ン ・タ ン 』という感じで走っているでしょう? それを、『タンタンタンタン』というリズムにすることはできる? でも『タタタタ』にはしないよ。それだと一歩が短くなりすぎるから」
ということだけ教えて練習させていった。

頭で考えているうちに、もっと気おくれしてしまう、ということを避ける意味では、第一段階として、そこに集中させたかったわけですね。

で、今度の課題は、重心を上げてストライドを広くすることだろうか。
『気合いの入れ方は覚えたけど、今度は気合いの入りすぎてる感じに』なった。これをちょっと調整できたらいいな、と思っている。

なんだって私は、そんなに息子の教育に入れ込むのだろう。その根源的な動機はなんだろう、って考えた時、将来の不協和を今のうちに摘んでおこうという意識がある気がする。

“今日の頭でっかちポイント” (from fmj)


入り口でつまずかない。苦手意識を持たせない。

「入り口でつまずいて、苦手意識を持ってほしくない」
「しかるべきタイミングまで、選択肢を維持してあげ続ける」

引用元:勇気と友情と | ファミリーマネジメントジャーナル

fmjでも別の形で書いたのですけど、「選択肢を残しておくこと」というのを、割と真剣に考えています。本人が捨てることにするか、伸ばしていくことにするか、自分で選びたくなるまで。

例えば、3年生くらいになった時、走力がクラスの真ん中へんくらいで、それまで互角だったライバルが、突然クラスで2番くらいになったら、『よし俺も!』って思えると思う。

でもこれが、本人がクラスでビリで、しかもブービーの人と相当に差のある、ダントツだったら、やる気って持てるだろうか。

世の中に方法は色々ある


子供の方にやる気さえあってくれたら、教えられることはたくさんあるわけです。
走り方だったら、ここまでに書いたような内容もあるし、「すいえんさー」のヒゲダンス法もあるし、為末メソッドもある。

「女の子にモテたい!」だったら、例えば私でも、過去に書いたエントリのような、話し方やメール術なんかを教えられる。


ちゃんとやれば、ちゃんと結果が出せる。
そういう、「メソッド」というのは、すでに世界にあふれてしまっている。
ことに、まだ子供のころに、大人から伝えるレベルであれば、相当の達成感をわたしてあげられるはず。

それはそれで大変かもしれないけど。生きる力ってことだものね


もちろん、それだけのこと、ってのが、きっとかなり難しい。
それができるためには、「コーチ役への信頼感」や「メソッドへの信頼感」とか「退屈な反復練習に耐える能力」といったことが必要だと思うけど、それ以上に、「自分から目標を選ぶ」必要があるのだと思う。

だから、私としては、いまの段階で心がけたいのは
「適性を片寄らせすぎないこと」
であり、伝えたいのは、
「練習すればできるようになるし、
何かをできるようになるのは、楽しいこと」
という感覚だと思うのだ。

そして、「ひとたびやる気になってくれるのなら、そのタイミングをとらえて、進めるところまで道を開いてやる」ということを、その時々で、考える。
息子の場合は、「くもんで計算をもっとできるようになりたい!」という欲求は、道を開いてあげたら、かなり長続きしている。「将棋が強くなりたい!」に比べれば、だけどね。

まあ、まだまだ分かりません。これからも。自分ですらない、子供のことですから。
 
 
 
今日もありがとう。

 
ではまた、どこかで。
 

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