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いっきの「生き方」探求ブログ。ライフハックメモ、カイゼン日記。そして初心なんかの恥ずかしいメッセージ。さあ、人生を再発見しよう。

iki0080|「小さな箱」から自分を脱出させる“小さなステップ”《後編》(実践編)

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前回のエントリ(iki0079|「小さな箱」から自分を脱出させる“小さなステップ”)で、
“私の考えた「『小さな箱』から出るために」”として、

  1. 自分が「箱に入った」と思ったら、自分を慰めること(自分を箱から出す)

  2. こまめに出す

  3. 何度でも出す

ということについて書きました。
今日は、その自分慰めについて、もう少し補足で書いておきたいと思います。

おはようございます!
いっき(@ikkiTime)です。

昨日に続き、「自分の小さな「箱」から脱出する方法」についてです。

(画像は、今回のエントリタイトルに合わせて、「《実践》編」のもの(笑))

自分の気持ちを抑えて (裏切って)何か行動するたびに、自分の心が箱に入ってしまう。
相手のことを恨んだり、自分のことを被害者としてとらえてしまう。

そして、それが積み重なると、まわりとのコミュニケーションにも歪みが出てくる。

では、そうならないためにできることは何か、というところで、前回の私は、

  1. 自分が「箱に入った」と思ったら、自分を慰めること(自分を箱から出す)

  2. こまめに出す

  3. 何度でも出す

と書きました。

ただ、実際にはこの「1.」は、さらに3つのステップに分けることができて、

  • 心がダメージを受けたことに気付く
  • それを書きとめる
  • それを読み返して、慰めの言葉をかける

ということになっているのだと思います。

iki0079を書きながら、頭に何度か浮かんでいたイメージとして、《ライフハック心理学》の佐々木さんが、「凹む」という言葉で代表させて話している、一連の心理状態があります。
『報われない』『うまくいく見通しがない』そう感じて、脳がやる気物質の投資をロックしてしまっている状態のことです。

脳が「セーフモード」にはいった時 | ライフハック心理学

この状態を、なんとか解除していかないといけない、と考えて出てきたステップが、ここまでや前回に書いたようなやり方なのですが、これは少し「認知療法」で言う、「7のステップ」や「5カラム」のやり方に似ている気もします。

興味のある方は調べてみてください。
ここでは、それぞれの要素名を列挙だけしておきます。

7つのステップ


  1. 状況
  2. 気分
  3. 自動思考(イメージ)
  4. 根拠
  5. 反証
  6. 適応的思考
  7. 今の気分

5つのカラム


  1. 状況
  2. 感情
  3. 自動思考
  4. 別の見方・考え方
  5. 最終的な感情と考え

自分のテンプレート案


ただ実際には、この「5カラム」の、『別の見方・考え方』すらも、昔の自分にはちょっと重たかった印象があります。

だからこそ、日記のテンプレートとして有名な、『四行日記』の、反省と分析から教訓につなぐテンプレートだとうまく扱えない気がして、こうしてぐずぐずと、こんな事を考えているわけですから。

もし今の自分が当時の自分にアドバイスするとしたら、3番以降はこんなテンプレートになると思います。

  1. 状況
  2. 感情
  3. この感じ方には生物的、進化・淘汰論的に何か意味はあるだろうか?
    そう感じることで自分は何をしたかったのだろうか?
  4. そんな自分にかけてあげる言葉は?
  5. (逆に)一方で自分はそんな自分を我慢することで、なにをしようとがんばっていたのか?
  6. 次に同じ出来事にまた出会うとしたら、どんな風に感じたい?
  7. そのためには目指すとしたら、その自分はどんな自分像になる?

私が、「そんなに無理しなくていいと思うよ」と思っていること

私は前回、「ライフログ」という言葉を出しましたし、「日次レビュー」とも言いました。

そうすると、必然的にいくつかの誤解を呼びかねないかな、と感じたので、少しここで補足します。

(ところで、本題と関係ないけど、“週次”って、日本語はないのかな? 変換できないのだが)

Q. 記録をとって振り返るということは、自分がどんなことでどれくらい落ち込むのか、傾向を分析したり把握したりして、対策を立てるんですね?

A. 違います。

Q. 自分の思いの独りよがりな部分に気付いて反省して、パートナーへの思いやりに切り替えていくのが目的ですよね?

A. 違います。

そういったことも、小さな引っ掛かりの間だったり、だいぶ回復してきた後であれば目指すことができると思いますが、まずは自分を癒すことに専念したいところです。

Q. 駄目な自分を戒めるんだね?

A. 違います。
傷に塩を塗らなくてよいですよ。

Q. 自分の思い込みの滑稽さを自覚する事が目的なのですね。

A. うーん。
おしい。
確かにそれも目的なのですが、その上で、「そこまで『そんな事』に必死になってがんばっている自分をほめてあげたい、という思いがあるんです。

これはちょっと、昔読んだ、《平本あきおさんが石井慧さんとやっていたワーク》を思い出させますね。

余談として (例)


例えば、今私が熱を出した子供のために会社を休んでいるとして、「奥さんはこんな時にも平気で仕事に行った。冷たいやつだ。自分だけが損している」
と、感じないようにしようとしても、それは無理と言うものです。
生体の防衛反応なのですから。

それよりは、そんな自分に
「ありがとう。
僕の自我を守ろうと一人でがんばってくれてたんだね。
大変だったね。
でも、僕としては奥さんとはこれからも仲良くやっていきたいんだ。だから、チーム制で役割分担するとして、
ここからは僕がバトンを引き継ぐってことでどうかな?」

くらいの言葉をかけてあげた方が、『彼』も静かに眠ってくれるかもしれません。
ここまで、自分の社会性や行動力を守ろうと、孤軍奮闘してきた疲れの反動も出るでしょうしね。、

今日もありがとう。

ではまた、どこかで。

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