仕事に取りかかろうとして、どうしても気分が入っていかないときに、「頭の中のことをノートに書き出す」ことをやることがあります。
月曜日の朝に多い。
メインの効果は、尾を引いている心配ごとや、「急いでやらなきゃいけない!」と思っているたくさんのことを、いったん書き出すことで焦りをしずめるということです。
一方で、もうひとつおもしろいのは、「やる気がどうにも盛り上がらないときに、テンションを上げる方向にも作用する」ということ。
おそらく、「思考を、書く」ということが、ごくうっすらとではあっても、『アウトプット』だからなのでしょう。やっているうちに、だんだんと気分に能動性が戻ってきます。
そういう意味で、「頭の中のことを、とりあえず書く」というのは、『気分を整える』目的に対して、やや弱くではあるものの、かなり万能に働きます。
けっこうありがたい。
なので書きましょう。
今やろうとしていたこと。
心配ごと。
寝起きに聞いて、なんだかあたまから離れなくなっているメロディー。
通勤電車が混んだり遅れたりして、疲れたこと。
週末の間に降ってきてしまった、個人的な夢。
家族のささいなファインプレー。
そんなことを全部。
そして、先ほど見たメールや今週進めなきゃいけない案件などの、やらなきゃいけないこと。
そういうことの全部を、手の速さで一度ひとつひとつケアしてやると、ようやく今やることに、手を付けられるようになる。
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