いいこと、困ったことが起きたら、ひとまず書き出す。その時にデジタルではちょっと大仰と感じられたら、こんな紙に書き出すのはいかがでしょう?
おはようございます。
いっき(@ikkiTime)です。
今回は私の現在の愛用アナログツールをご紹介します。
「デイ・トリッパー」という、正方形のノートパッドです。
レポート用紙より少ししっかりした、いい紙。まるで無印良品のようなドット方眼。
この商品には、色々と文房具好きの心をくすぐる特徴がありますが、私にとって最大のポイントは、この独特の大きさでした。
21cm × 21cmの正方形(210mm × 210mm)。
これがひろびろと開放感があって、実にいいのです。
目次
日記シリーズ一覧(参考)
- iki0132|人生を変える。自分を活かす! 日記の書き方(第一歩編)
- iki0133|人生を変える。自分を活かす! 日記の書き方(続けてみよう!編)
- iki0134|人生を変える。自分を活かす! 日記の書き方(自分を変える日記術!編)
- iki0136|人生を変える。自分を活かす! 日記の書き方(ツール編1:Day One)
- iki0137| 人生を変える。自分を活かす! 日記の書き方(ツール編2:TaskChute2) | イキブロ
1. 独特の大きさがいい!
1辺が21cmの正方形。
この “1辺が21センチ” というのは、A5の長辺と同じ長さです。だから、『スリムA5』の逆で『ワイドA5』とも呼べます。
これがなかなかよいのです!
用紙がワイドであることの価値
普通に考えると、ノートでも携帯情報端末でも、スリムな辺が一方にあるほうが便利です。
片手で持つ時に指がかかりやすくて、持ちやすいですから。だから、モレスキン・ラージ や Android 7インチタブレットもそんなサイズになってます。
でも、マインドマップ風に放射状に線を引き出して思考を発展させたり、「全部が前向きなタスクにつながるかは分からないけど、とりあえず頭の中のモヤモヤを全部書き出したい!」と思った時には、横に広い幅がある方が安心するのです。
『この広いフィールドの、どこからでも、俺は書き始めていいんだ!』
という感覚をもらえるのです。
真ん中からでもいいし、右上寄りから書いたっていい。
そして、雑念が何か浮かんだら、それは右下の方にでも、少し距離を離して書いておけばいい。
同様の面積は、例えばモレスキン・ラージでも、見開きで使えば実現できます。
ただこの場合、どんなに『このノートは見開きを 1単位として使っていく!』と決意していても、見開きの右の方から書き始めるのは勇気がいります。
マインドマップを書こうとして、綴じ目のある中央にいきなり書き出すのも、なかなか決断力が必要です。
そういう困惑が生じにくいおかげで、第一歩編(iki0132)で書いたような、「嫌な出来事をケアするために、とりあえず書き出す」時にも、この道具はとても使いやすいです。
2. 特におススメな2つの使用法
さて、これを普段はどのように使うか。
1つのポイントは、長時間 何かをする間『机の上に出しっぱなしにしておく』ことです。
脱線しそうになった時、割り込まれた時に、思考を乱されないためのメモにする
- 粒度の大きいタスク (アクション)をしている時に、別の気の散りそうなアイデアが浮かんでしまったら書き留めておく
- 特に大きいタスクの時は、先にチェックリストをここに書き出してみる
- 誰かに話しかけられ時には、『後で再スタートする際にはどこからやればいいか、それまでにはどこまでやってあったのか』をメモしておく
これは、「ほぼ日手帳カズンをDoingリストとして使う」感覚に近いものがあるかもしれません。
カズンはA5サイズですしね。
書き散らした着想の中に気になるものが残った時には携帯カメラで撮影する
上記の「1.」は、例えば『仕事している最中に、今週の週末にしなきゃいけないこと』を何かの連想のはずみで思いついてしまったような時 場面を想定しています。
そんな時は、この『出しっぱなしノート』にとりあえずメモしておいて、仕事が終わった時に自分の携帯電話のカメラで撮っておけばいいわけです。
3. 連携させている手帳や文房具たち
私はこれが結構気に入っていたので、今年の手帳は “ミドリ” の『PRD-3』というマンスリーの手帳にしています。
この手帳は “A4用紙長辺3つ折りサイズ” です。(『トラベラーズノート』のサイズと言った方が、手帳や文房具が好きな方には通りがいいでしょうか。定型内郵便最大封筒が想定しているサイズでもありますね)
このノートパッドを 1ページやぶりとって縦に 2つ折りにすると、そのサイズは[10.5 × 21cm]となり、A4の3つ折りサイズである[9.9 × 21cm]に近くなるので、この手帳に挟みやすいのです。
この手帳シリーズには、バーチカルやレフト式のウィークリーのあるものもありますが (PRD-8, PRD-9)、マンスリーだけのものを選んでいます。『手帳術』的に言えば、この「デイ・トリッパー」がデイリーページの役割を持っていることになります。
表紙裏のカバーの端に差し込んでおくこともできるし、トラベラーズノートの結索バンドを使って、ページの中程に挟んでおくこともできます。
そこまでするほどでもないかなと言うときは、私は8つ折りくらいにたたんで、iPhoneの裏にに挟んでおきます。こんなケースもあることですしね。
(これ見せるとメチャメチャ笑われる(笑))
この場合は、手帳のメモページを拡張している感じですね。
4. ここがもうちょっと、こんなだったらいいのにな!なところ
この商品の表側にはカレンダーが印刷されており、これはこれで便利に使わせてもらっているのですが (ちょっと来週の特定曜日が、数字でいうと何日なのかを知りたい場面は多いので)、できれば両面とも “ただのドット方眼ノート” になっている版もほしい。
そして、その時は特にですが、シートを破り取ることを前提としない、『綴じノート』もあったら嬉しい。
そして、それにともなって、「上めくり」ではなく、「横めくり」のノートが出てきてくれたら。
(そしたら今度はミシン目がいるかな……)
そんな願いを、 1ユーザーとしては抱いております。
5. まとめ
紙面の幅が広いから、開放感がある。
これは理屈で考えると不思議な話でもあるのです。小さい紙であっても、字を小さく書けば、情報を展開させられる面積は、相対的には広げられるはずです。
その意味もあって、私は細いボールペンで小さい字をカリカリ書くのが割りに好きなのですが……。
それでも、「広い紙」というのは、なんだかそれだけで自由さを感じさせてくれるもののようです。
今日もありがとう。
ではまた、どこかで。
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