仕事は楽しめていますか? それどころではないですか?
おはようございます。
いっき(@ikkiTime)です。
これまで3本を、『毎日がご機嫌であるために。』シリーズとしてやってきました。
- iki0057|私の呪文公開します2ー毎日がご機嫌であるために。その1ー
- iki0058|大人レゴ始めました。ー毎日がご機嫌であるために。その2ー
- iki0062|時間見積もり付きデイリータスクリスト。タスク管理といっしょー毎日がご機嫌であるために。その3ー
しかし、一日の大部分を占める仕事を楽しめないと、なかなか全体としてのゴキゲン量が増えていかないかもしれない。
そんなことを考えました。
でも、仕事というのは、いつの時代でも、どの世代にとっても大変なものです。
意識しているか、意識していないか、意識しないようにしているかは別にして。
では、その大変な仕事を、その大変さはそれはそれとしたままで、なんとか気の持ちようで楽しむ方法はないだろうか。
うまく視点をズラして、取り敢えず目の前の一作業、今日の一日を楽しむ、そんな方法や心構えを考えてみることにしました。
目次
1. スピードを上げてみる (自分の予想を超える自分に出会おう)
この目標のポイントは、自分の「有能感」をどう仕事の一日の中で感じていくのか、ということです。
1.コピーを早く取る
光が原稿の上を横断した直後に原稿のページを入れ替える。
コピーボタンを押してから、原稿カバーを押し下げる。
そういった動作で、コピーをとり終わるのに必要な時間を短くできますよね?
そんな競争を、過去の自分としてみましょう。
また、コピー機も、操作がGUIになって久しいです。次の操作を予想して待ち構えることでも、タイムの短縮が可能です。先読みですね。
「ここまでこなれた操作をできるなんて、俺ってスゲー!」を味わいましょう。
2.オフィスを駆け抜ける
ほこりも立ちますし、ほどほどに、ですけどね。
私は背が低いのです。なので、他人を見下ろして悠然と歩き、『自分が大物である感』を日々感じるということができません。
では、背が低い人間は、地べたを這いつくばる者として生きるしかないのでしょうか?
NO!
バスケットボールのイメージです。
「小さい者は、ドリブルで巨人の足元をすり抜けることができる。うすのろどもを笑ってやればいい!!」
……というイメージを、自分に持ちましょう。
イメージが実際に持てるのであれば、走ることそのものは、実際にやらなくてもよいです。
(というか、危ないですね)
3.所要時間を予想して、それを超えるべくタイムアタックをする
「この書類分類の作業、普通にやったら20分くらいかな。でも、気合いを入れてやったら、12分でもできる!」
ということはあります。
特に、簡単な作業には多いです。
単純作業と言うのは、実は意外と多いので、全部にこれをやるのは疲れてしまうでしょう。
無理をせずに1つか2つ、(もし、ずっとその速い速度でやることが可能なら、とっくにそっちが“普通”になっているはずです)、自分をノせるための一定の時間だけやってテンションを上げてみましょう。
2. 仕事に隠れたコミュニケーションを楽しむ
仕事は、書類仕事であったとしても、《依頼(or「ニーズ」)があって→そこに自分なりのアウトプットをする》という流れになっています。
つまり、本質的にコミュニケーションなのですよね。
だとしたら、それをより繊細に、より的確に行おうと目指すことで、一定のエクスタシーを得られるはずです。
1.鋭い質問をする
『AがBの時は、Cをしてください』と依頼されたら、「では、Bでない時はCは不要なのですね?」と対偶以外の逆や裏をとってみる。
『AはOKですが、Dは困ります』という基準を示されたら、「BまでOKですか? Cの時はどうしますか?」と言うことを考えてみる。
以心伝心が是とされる職場なら、実際に発言までしなくてもいいと思います。
その場合でも、そういう発想をしてみることで理解が深くなるということはあると思います。
2.少し期待を超えて驚かせる
特に非定型の社内業務の場合、頼んだ方の「大体こんな感じのものを作ってくれればいいから」というイメージをうまく汲み取って、それを少し上回る機能やクオリティーを狙ってみる。
相手の、
「おっ」
という表情、うまく見ることができれば、テンションがあがりますよね。
3.メモを一言詳しく書く
社内業務って、自分ひとりで完結することはあまりなくて、「前工程」の結果を受けて、「後工程」へと流れていきますよね。
そこで、自分の仕事の受け取り手である「後工程」の人の受け取りやすさを考えて、提出物に一言メモを添えてみる。
(ふせんだったり、メールの地の文だったりで)
『これ、以前ちらっと言っていた、○○の再処理の件です』
とか。
全体の効率が上がることで、回りまわって自分の無駄な待ち時間が減ることってあるのです。
3. 仕事の『粋』を追求しよう
仕事をしていると、どうしても自分の想定を超えたトラブルが襲いかかってくることがあります。
つらい状況になって、うろたえるのは自然な反応ですから、それはそれでいいと思います。
でもここで、ちょっとカッコをつけてみましょう。
そんな状況の中でも、小さなやせ我慢に意識を一度集中することで、全体のモチベーションが上がることもあります。
あるいは、緊張に飲まれて本来の力が出せないことから、救ってくれるかもしれません。
1.眉を寄せない
厄介な作業やトラブルって、意外と集中力を増してくれることがあります。
ただ、そういう時の表情って、周りからみたら恐いかもしれないですよね。
とはいえ、笑顔でいるというのもおかしな話です。
とりあえず眉間を揉んでみましょう。
2.胸を張る。でも足音は軽やかに
オフィスを歩く時に颯爽と歩いてみましょう。「自分がひどい状況にある」と思っていても、実は上には上がいたりするものです。
それに、暗い表情って、伝染したりもしますから、暗い時に暗い顔をしない方がいいかもしれません。
まず自分から旨を張って颯爽と歩くようにしてみましょう。
そして、『自分だけががんばっている』という鼻息を醸し出さないために、足音は静かに歩きましょう。
3.ため息をつかない
別に、つらい時にため息をついたって本当はいいと思います。
だってつらいんですから。
「幸せが一つ逃げる」とか「こっちまで嫌な気分になる」とか、大きなお世話です。
ため息をつくかつかないか、なんてしょせんは些細なことです。
ただ、些細であるだけに、意識的にゲーム感覚で止めようとすることもできます。
そう、ゲーム感覚。
「そうだ、ため息をつかないようにしてみよう。」と考えることで、ピンチの中に、あそび心を取り戻してみましょう。
まとめ
いかがでしょうか……。
いざ書いてみると、他のイキブロエントリと毛色が違う感じになっている気がしなくもありません。
こういう内容を書くのは、正直なところ迷いますよね。
前向きな精神論って、一時代前のビジネス書みたいになってしまいますから。
ただ、ここで言いたいのは「そうして成果を上げろ!!」 ということではありません。
人間には「ルールを設定されると、ハイスコアを目指してしまう性格があるのでは?」ということです。
それを利用して、へこんだ気分を切り替えていきたいのです。
そういった性質を「自分をノせていくために、自分で使う」ことで、苦しい毎日の中、ストレスや葛藤はあるけど、とりあえず「目の前の作業」や「今日の一日」に集中できる仕掛けを作ることができるのではないかと思うのです。
今日もおしごと、難しいかもしれませんが。
まず、今日を乗り切りましょう。
がんばれ、今日の自分。
今日もありがとう。
ではまた、どこかで。
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