続けられる、そして読み返して楽しい日記。そんな方法について、自分の経験を交えて書いてみたいと思います。

おはようございます。
いっき（@ikkiTime）です。

前回 （iki0055|自分を変えるなら、まず日記を書こう）、OhLifeというサービスを使って日記をつけることや、それを読み返す習慣について書きました。

この時に、サービスの紹介情報よりもありがたかった記事として、ばんかさんの以下の記事を紹介致しました。

３分×３テンプレートで続ける日記習慣。至高のライフログ ”日記” を楽しくカンタンに。 | あなたのスイッチを押すブログ

及び、その中で引用されている記事、
日記を書きやすくするためのちょっとしたコツ。日記は、未来の自分への手紙である。 | あなたのスイッチを押すブログ

ここで引用されている文章が、本当に「おお、確かにこんな日記だったら読み返したい！」と思うもので、まさに当時の私の「スイッチを押」していただいたのです。

もしその事実だけを書くのであれば「会社からの帰り道に桜が咲いていた。」という、色気も味気もない文章になってしまいます。
しかし、これを未来の自分へ宛てる手紙にするのであれば、もう少し書き方も変わってくるでしょう。

「今日、会社からの帰り道に、桜の木が花をつけているのを見つけたよ。今年初めての桜。新しい季節、新しい一歩を感じた気がしたんだ。」

自分の日記テンプレート

ここで、何かの参考となるように、そのころの自分のテンプレートを紹介しておきます。その後変遷はあるのですが、まずは初期のものも。

その後に取り入れたり、でもやっぱり使わなくなった項目についても、また別の機会にまとめるつもりです。

日記テンプレート

<!– ここから –>
○こんにちは、今日の僕。
◆今日の僕の、明日を変えるためのチャレンジはなんだったの？　教えてくれよ。
■今日、特に嬉しかったことや悔しかったことはあるかい？
仕事の中で小さなドラマはあった？
◎今日のありがたかったことや自分を褒められることを探そうか。
◎1つ目は？
◎2つ目は？
◎3つ目は？
◇君から見て、未来の僕はどうなっていると思う？　よくなってる？　惡くなってる？
□明日は何をして、どんな一日にしたいと思ってる？
<!– ここまで –>

解説

以下、項目ごとの意図の解説です。
○：「手紙」なので挨拶で始めています。
◆：この文は、毎日かならず「緊急ではないけど重要なこと」に手を付けるのだぞ、という意識付けを、自分にしておきたくて加えていました。
（効果は限定的ではあったと思いますが。ただ、それだけに当時の自分が何に苦しんでいて、何を目指していたのかがよくわかりますね。）

■：この項目は、愚痴を棚卸しさせるためのものです。ショッキングなことがあった日には、それをカウンセリングしてからでないと、前向きで計画的なことは考えられないかも、と思ったので。

◎：3good things です。メインコンテンツですね。読み返した時に、過去の自分から元気をもらえるようにと思って日記を始めるのですから。
感謝、謙虚でいるための目線、自分褒め、色々と書いています。

◇：意外な効果があったのがこの項目です。
自分は状況が悪いと「明日がもっと悪くなったらどうしよう…」と、くよくよ考える人くせがあるのです。

なので、もともとは「明日の事を問うふりをして、その日の気分を生々しく書かせよう」と思ってこの項目を入れたのですね。
しかし、実際にやってみると、違った方向性で効果を発揮しました。

だって、未来の自分がこれを読んでいるということは、まだ生きていて、しかもこの習慣を続けているということなんですよね。
そして、日記を読もうという元気がある日ということです。

となると、暗いことを書いて、不用意に未来の自分のテンションを下げてしまうのはまずい。

結局、「もう、これからを乗り切っていく自信がないよ。そんな未来を実際に目にして衝撃を受ける前に、命を絶ってしまいたいよ」ということを書いたことは一度もありません。

《状況が悪くて「明日がもっと悪くなったらどうしよう…」と思った時》でもです。

□：明日も、その先にある未来を変えるためのチャレンジをしていて欲しいので、それを申し送るためのフレーズです。
先送りし続けると良くないな、ということを決意とともに書く場合もあります。

気持ちが弱い方に流れると、何日も同じことを言っていたりして、後で気づくと、軽く情けなくなったりもしますが、それもまた「生な」記録の味わいとも言えます。

以上が初期のテンプレートです。

またいずれ、その後のOhLife日記についても書こうと思っています。

今日もありがとう。

ではまた、どこかで。

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