少し前までチャレンジしていた“毎日更新”中の『0176〈会社員〉』や『0180〈掃除心〉』、また、その後のいくつかのネタは、これまでのイキブロだったらまず書かなかったし、これからだってそんなには書かないネタだ。
政治的なものや、科学的な価値観に抵触すること、「家事をしたがらない者の甘え」と取られかねない弱音なんかは、炎上だって怖い。
それを重くとらえて、お蔵入りさせてもいいところだったけど、今回はあえて書いてみた。
あえて一度やっておく
そこにはいくつか中長期的な目当てがあった。
- 「ネタにするかどうかの基準」を下げて、アップ前の葛藤を軽くする。
- 「そういう重いネタであっても、書くべきときには踏み切れた」という“勇気”を体験しておくこと。
- 後の見通しも考えずに思考を展開させてもなんとかなる、という楽しさや、
- 内圧が下がることで、今までよりもにこやかに更新できるんじゃないか、という期待とか。
そういったことに加えて、これからもブログを長く、たくさん更新しようと思ったら、ここで「自分のブログに『どんなことでも受け止めてくれる』という信頼感を持ちたかった」こと。
そんなことが、今回は背中を押していた。
もちろん、本当には「人の役に立ちそうな情報」ばかりを書く方がラクだし楽しい。喜んでもらえる場面を期待できるし、イメージもしやすいから。
やってみたら
意外なエントリに、Pocket数やいいね!が付いたりしたし、グチなんかには強い共感なんかも頂いたりした。
そして、やってみた感じでは、もう1つ得られたものがある。
実際に、言いたい愚痴を(すごく気を使った形ではあったけど)はきだしてみたら、気分が軽くなって、優しさから来るエントリーがいろいろ思い浮かぶようになったこと。
この爽快感を味わうためだけに、もう一回思いを溜め込んでもいい、なんてとても思えないけど。
優しさにつつまれたり、軽くなった肩で知的好奇心をいじり回せたりするのは、やっぱり元気の出るものだった。
さらに、そうしてできたたくさんの文章は、読んでいて自然に引き込まれる文章で(「さすが俺!」)、色々と新しい自信も手に入れられた。
またいつか、更新に詰まってドロドロと苦しくなった時の自分に向けて、参考になるかもしれない体験をトスしておこう。
今日はそんな記事。
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