みなさん、EVERNOTE、どう使ってらっしゃいますか?
何を入れて、どんな風に整理して、何をどんな風に見返していますか?
今日はEVERNOTEの「私の使い方」を書いてみようと思い立ちました。
おはようございます。
いっき(@ikkiTime)です。
EVERNOTEの使い方に関しては、すでに多くの人が書かれていて、今更自分が何を提供できるというの?
とも思いますが、いいのです! 書くのです!
書きたかったら、書く。そうしてぼんやりとした憧れを一つ一つ消化(昇華)していかないと、ブログで自分の色なんて出てこない。
そんな風に思っておりますので。
では、いってみましょう。
目次
何を入れるか
どんな風に整理しているか?
どんな風に見返すか?
何を入れるか
大半は、Webクリップです。
ライフログ的なものも、最終的にはここに格納します。
いつか必要になりそうなものは、ここについ集約したしまいますね。
ちょっとしたメモなんかも、ここで作ってしまうことが多いです。
買い物メモですら。 (後で削除しますけど。一応ノート数に上限はあるようなので。)
アプリによっては十分早いことと、別のメモアプリを用意すると、データがそのアプリ内に専用に格納されるのが、後で忘れそうで恐いんですよね。
ブログの原稿のような、テキストベースの原稿であれば、ここで文章を書き進めることも多いです。
Webクリップをわざわざ格納する意味があるか、という問題 (もう一度ググった方が早いのでは?)はいつもあるのですが、参照リンク・関連リンクをたどっていった場所にあった記事や、覚えやすい言い回しがなかった回などでは、もう一度ズバリと探すのが難しい場合がままあります。
また、インターネット上の記事は、いつ掲載者の意向で削除されて読めなくなってしまうか分かりません。
また、私は元々収拾欲が強いのか、自分の中での、最高の「イイね!」は、「保存しておくこと」だったりしますので、やはり「これはいい記事だ」と思った時には、保存しておきたくなるのです。
どんな風に整理しているか?
タグはグルーピング
Webクリップなどを、「これはEVERNOTE (活用術)系」「これは仕事の心構え系」と、おおざっぱに分類しています。
「後で探そうとする時に、なんというキーワードで探そうとするだろうか?」と考えて、できる範囲で付けておきます。
新しい興味ジャンルが開拓されたら、新しいタグを新設するので、段々増えていきます。
一方で、「最近は、あのジャンルについての情報は集めなくなったな」と思う場合であっても、タグもその格納した情報も削除することはありません。
どれだけ古くても無節操に貯めていけるのが、デジタルでクラウドなもののいいところだと思っていますので。
そんな場合であっても、ある程度属性付けをしておく方が、連載記事の続編なんかは探しやすくなりますよね。
ですので、タグは図書館の番号分類のような網羅的且つ重ならない区分けではなくて、記事同士にクラスターを作ってもらうための “輪ゴム” くらいのイメージなんです。
ノートブックの基本は「カタログ」「資料」「ライフログ (想い出 )」
もし次回、「EVERNOTEって何ができるの? 一般的な使い方を紹介!編」というのを書くとしたら、そこでは、「inbox」「アーカイブ」「保存」という 3ノートブックシステムを推薦すると思います。
私も以前は「inbox」システムを持っていました。なのですが、徐々に「inbox」と「その他」と「カタログ」の境界が失われていき、現在ではほぼ運用していません。
現在の自分の運用を、一番近い表現で言い表しているのは、次の記事なのです。
少々強烈な表現になりますが、Evernoteは「メモが腐ることのないゴミ箱」だと考えましょう。つまり、目にとまったあらゆることを、Evernoteに「捨てる」のです。そして必要なメモだけを、後から拾い出す。そういう考え方に切り替えれば、きちんと整理されていないから不安、といった気持ちからは解放されるはずです。
引用元:あなたの不安、見積もります:タグにもノートブックにも頼らない、Evernoteの“一番シンプル”な使い方 – 誠 Biz.ID
どうでしょう?
気分が楽になってくるフレーズではないでしょうか?
「カタログ」ノートブック
また、私が「カタログ」というノートブックを作成した時に参考にした記事があります。
「カタログ」というのは、「inbox」や「アーカイブ」に比べると耳慣れない分類です。
この語は、下記の記事中で、次のように定義をあたえられています。
モノでなくても「ライフハックカタログ」や「iPhoneTipsカタログ」などもすぐ作れます。
(中略)
全部の情報を活用しようなどとしないことです。「カタログ」はその中の何点かが使えればいいのであって、「カタログにあるすべての住宅を買う」などという人はいないはずです。
たいていの場合、メモや原稿、テンプレートのような自分で作った物でない情報は、「カタログを取り寄せてから検討するように、ひとまずは可能な限り幅広く、使いそうな情報を集めておく」ステップを踏むはずです。
そういう「とりあえず集めた」段階の情報に、置き場と名前があるのはいい事です。
運用が楽になります。
また、『 (中略)』の部分には、こんな注意書きが書いてあります。
ポイントは、同じ種類の「カタログ」を固めるだけにとどめ、それ以上の分類を試みないことと、
引用元:同上
私の場合、これが「タグによるグルーピング」になっていると言えそうです。
「ライフログ」ノートブック
また、さきほどの記事では、ライフログについては、以下のように「自動的な流し込み」をお勧めされています。
このようなライフログは先ほどのインボックスに入れる必要はありません。フォトログなら「フォトログ」というノートブックを決めておけばOKです。つまり目的がはっきりしているスクラップはインボックスに入れず、最初から所定の場所に整理しておけばいいわけです。
引用元:あなたの不安、見積もります:佐々木正悟流「Evernote整理術」は「インボックス」で集中管理 – 誠 Biz.ID
「資料」ノートブック
ここには、例えば次のような情報を置いています。
- シェーバーの替刃の型番
- 外部会議室の最寄り駅からの地図と乗り換え案内
- Webサービスの設定画面のチェックボックスのチェックの位置
使う機会がずっと先で、情報に冗長性がほとんどないため探しにくく、しかも代替の情報をとっさにWebからは探しにくい。
そんな情報たちです。
おまけ:「メモや原稿、テンプレート」
位置づけからすると、果たしている機能が違うのですから、これらもノートブックで分類する方が、論理的には正しいのでしょう。
ただ、実際には、SmartEverやTextEver Pro、Nimbulistなどの《特定タグでのの双方向同期アプリ》が便利なため、ノートブックでの区分けがほとんど必要なくなってしまうのです。
どんな風に見返すか?
さて、iki0029(iki0029|iPhoneからブログを更新する7つのアプリ)で、私は以下のようなことを書きました。
Evernote の持つ管理の感覚、「ざっくりしぼって、パラパラめくる」探し方が使いやすかったことにもよっていると思います。
私のEVERNOTEの中のノートが、まだほとんどWebクリップだった頃、ノート数が200-300を過ぎるくらいまでは、特定のノートを探すのに、検索もタグも、結局使っていませんでした。
時系列サムネイルリストをフリックで遡って目視で探す。それですんでしまったのです。
これはもっとノートが多くなっても、傾向としてはそんなに変わりませんでした。タグ一つを指定して該当ノート数が100以下くらいに絞れそうなら、あとはフリックしながら探せてしまいます。
これは、人の記憶に時間感覚があるのからなのだと思います。
「あれは少し前のことだったな……」と思えば、初めの数画面分はほとんど見ないで、高速でスクロールしてしまうことができる。
そんな機能が備わっているのだと思われます。
さらに、EVERNOTEのノート一覧には、タイトルと本文の冒頭数十文字が表示されています。
ファイル名みたいに、「半角8文字×2行」とかじゃないわけです。
ですので、視界に入ればかなりの確立で気づけるわけです。
だから、検索一発で単一に絞れなくても大丈夫で、かなり気が短い人でも、そして動転でもしていなければ、該当ノート数50くらいからは手動で探しても大したストレスにはならないと思います。
1タグに200ずつのノートがぶら下がっていて、タグが50種類あるから、ノートが1万。
こんな感じなら、全然探せます。
「ざっくりしぼって、パラパラめくる」、これがEVERNOTEの、実は魅力なんじゃないかとすら、私は思っています。
今日もありがとう。
ではまた、どこかで。
→ 他の記事も読んでみる(ランダムにジャンプします)。
→ イキブロ | いっきの「生き方」探求ブログ | Top へ。