息子を美容院に連れていきました。
今まではほぼ私が切っていたのですが、どうしても大仕事になるので(特に準備と後片付けが。しかも、それらをしっかりやっても、切った後は部屋に落ちる毛をなくせない、という)。
で、息子も十分に大きくなり、お店で知らない人を見て泣くことも、1時間座っていられずに逃げ出すことも、連れ歩いていく道中で道草しすぎて時間がかかることもなくなってきたので、もういいだろう、ということで。
近所の、こども格安美容院へ。
実は、そこでのヘアカットは、数ヶ月前に一度、妻の方が息子を連れていったことがあったのです。ただ、そのときには妻は(これ、なんて言って切ってもらえばいいんだろう?)という迷いがかなりあったらしいのですね。
というわけで、以下に、今回私が子どもの髪を切ってもらった際のオーダーの仕方をまとめます!
男の子の髪の切り方を美容院でオーダーするときの言い方(我が家の例)
「2cm短くしつつ、全体にすいて量を減らしてください。
特に、後ろとか毛の流れがぶつかり合って毛量の多い箇所があるので、念入りに減らしておいてやってください。
トップは短く、ふんわり立つようにしたいので、根断ち や 弱めのすき も入れつつ、長さも短くしてください。
前は自然に左右に流れるようにしたいので、そんなに短くするというよりは、たば と たばの間に隙間ができるようにすき切ってください。
乾いたときに手で押さえたりせずに、1番長い部分で眉毛の下端に届くくらいで。切るというよりは、整える感じかな。
サイド、耳は出しますが刈り上げはしません。
切ってすいて、で仕上げるイメージでお願いしたいのですが、でも生え際は極端に短く切り、裾に向けて順に短くなっていくような感じで処理してください。
耳の上5cmのところで生えた毛が、最大4.5cmの長さで すかれて残って、耳の上でギザギザしている形で。
後ろも、襟足は刈り上げずに、極端に短くした生え際に、すき切った上の方の毛が、段々になりながら折り重なってくる感じで処理してください。
後頭部の全体部分は、さっき言ったように毛量を減らしつつ、長さ自体も、地肌が透けないギリギリまで短くしてください。」
妻へのお願いの仕方のお願いの仕方
という感じでした……。
立て板に水状態!
妻からは前回の後ときどき、「あれは、なんて言って切ってもらえばいいの?」と言われていましたから、いま書いたこれを、教えなければいけないわけですが……。
これを口頭で伝達しても、「覚えきれないよ!」と、言われるのが目に見えていたので、美容院で切ってもらったその場で、3方向から写真を撮ってきて、それを渡すことにしました。
リーズナブル。
おまけ:もし私が切ってもらうとしたら
大人で男であるところの私の髪型を指定するときも、だいたいそんな言い方ができあがってきています。
『全体』と『上』の指定は息子と同じようにお願いして、
前は、「右で分けて左に流すことが多いので、やや長めに残してすいてください。
そうすると、左に毛がたまって重くなりがちなので、その一段上のバングのあたりは、特に深く すきを入れたりして、空気感を出してください。
横は、耳は出しちゃっていいです。
刈り上げはしなくて、まあ、もみあげには使いますけど。
頭蓋骨が四角いというか、鉢の張りが気になるので、サイドは、わけもなく削るというよりは、若干厚みが残ってもいいと思います。
鉢のへりの部分は上下に毛を流したりもしますが、なので毛の跳ねないくらいで、ギリギリまで毛量を抑える感じでお願いします。
後ろは自然に短くでお願いしたいんですが、生え際は少しだけ刈り上げを入れてくれていいです。12mmで、幅3cmくらいかな。でも、それ以外のその上の方は、切ってすいて短くする形でお願いします」
……、というようなことを、今回はそれほど「立て板に水」じゃないっぽく伝えました(笑)
ふつうに、美容師さんの方で、「刈り上げはしますか?」とか「耳は出していいんですよね?」とかのあたりは、聞いてくれる可能性が高いポイントなので、そういうところは聞かれてから答える形にしていった、ってことです。
息子を連れていったときは、美容師さんがあまり口出しをしなさそうな人だったのと、保護者として話すのだと、どうしても「共同作業で作り上げる」形を演出しにくかったんで……、
本当に頭の中の箇条書きを読み上げた感じになってしまいました。
まとめ
すべての髪型に、一言で呼べる「呼び名」があると思う方が間違いでゴザル(誰やその話し方)。
男性の髪型に、大枠の方向性に選択肢があるわけでもないので、細部の積み重ねだけなんですよね。
それと、髪型には服のファッションほどに流行やその廃りがあるわけではないので、自分の頭の形をうつくしく見せるやり方を見つければそれでいいわけです。
また、今回のはあくまで我が家用の髪型ですが、内容はすべて要素の集合として書いてあるわけですから、『この部分は俺の好みとは違うな』という箇所があれば、そこは変えて頼めばいいわけです。
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