文章を美しく結晶化させることではなく、“
”になる水面を沸かすことに、ただ毎日、専心する。
おはようございます。
いっき(@ikkiTime)です。
少し前まで、ブログの『毎日更新』にチャレンジしていました。
iki0166で書いたような悩みがあり、
ブログを書くと、ついその記事の反応が気になってしまう。情緒不安定になったり、何度もSNSをリロードしてみたり。
「あの文章、悪い意味に取られてないかな」
「ちゃんと名作になったかな」
そんなことばかり頭の中をぐるぐると回って、落ち着かない気持ちになる。
もっと気楽にアウトプットに親しめるようになりたい、というのが目標でした。
始めてみると
朝からブログ記事を開く
落ち着いた気持ちで更新したかったこともあり、朝イチにブログをアップした日が何日かありました。
『アップした』と言っても、記事の大半は前日までに固めているので、本当に、最終チェックと、送信ボタンを押すだけです。
それでも、朝から文章を真面目に読むことで、脳に『文章モード』が、刷り込まれます。
するとその日一日、「書く」ということを脳が自然と意識してくれるのか、アウトプットモードに入るのがそれまでよりもラクになりました。時間ができると、まずアウトライナーなりテキストエディターを見る感じになってました。
インプット時間やインプット欲は、相対的に減ってくれます。
この意識の変化はありがたくて、ブログが進むことももちろんだけど、精神的に落ち着けることそのものが、けっこう大きいですね。やることが決まってきて、刺激を探してウロウロしなくてもよくなります。
他にも分かりやすいところで、
- 一つ一つの記事の反応が恐くなくなる。(ハイテンションも味方するし、すぐに明日の記事を投下する時の未来図が思い浮かぶから)
- 軽いネタを優先したくなる。
- どんどんネタを探すようになる。
(それでもつい、大作傾向は出てくる)
といった、分かりやすい結果ももちろん出てきました。
でも、私としては「毎日更新でブログの記事数を上げて、早く一流ブロガーの仲間入りをしたい!」と思って毎日更新を始めたわけではないので(今回は)、テンションを上げすぎないように、と考えていました。
毎日更新は、手段であって、目的ではないのですから。
テンションを上げて、『ガーッと』書くわけではない。
なので、心がけていたのは、文章を仕上げたり書き進めたりするよりも前の段階、思考を広げたり進めたりすることを、たっぷり楽しむこと。思考によって言葉を押し出す。
“文章”という雪の結晶を精製することにではなく、その前にまず、たっぷりの湯を沸かすこと。
そうすれば水蒸気がたくさんできて、結晶も自然とよく育つ。
そして、その考え方でいくならば、主張とかネタは自分でもまだはっきりと結論の出ていないテーマでもいい。
好奇心のおもむくまま、考える
一つの理想は、何かに迷うたびに、一つ記事が書けること。この書き方だと、「キレ」や「イキイキさ」はないだろうけど、それもまた楽しい。
そういう価値観で過ごしていると、段々と、ネタの選定基準が“自分にとっての重大さ”ベースになってくる。伝えやすいことではなく、語りたいことに敏感になる。そんな変化も訪れますね。
これが、書く楽しさに相乗効果を加えてくれる。
受け手の読みごたえベースから、自分にとって楽しいベースへの転換。
それがアウトプット回路の流れを良くして、結果的に、エントリの総安打数を引き上げてくれる好循環を生んでくれたら。
そんな風に考えているのでした。
今日もありがとう。
ではまた、どこかで。
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